情報工学科・専攻

「情報工学からみる東京オリンピック」―情報工学科教授 田口東の研究から―

2017年01月20日

2020年の東京オリンピック開催時の鉄道利用者の増加が通勤ラッシュ時と重なった場合の深刻な混雑想定は、すでに社会問題として周知されています。

 

情報工学科教授 田口東は、この問題について情報工学科の研究領域の一分野である「オペレーションズ・リサーチ」の知見を活かした研究を進めており、過剰な混雑を緩和するためにはどのような回避策があるかについても提言しています。研究成果には高い関心が寄せられ、すでに次のようなメディアで取り上げられています。

 

 

オペレーションズ・リサーチとは、社会における諸問題を数学的にモデル化し、それらを解く方法を構築する手段について研究する、実際的な問題解決のための現代的学問分野です。その意義の通りに、情報工学分野の研究が社会の諸問題を解決に導くほどの価値をもつという一事例をご紹介いたしました。