情報工学科・専攻

情報工学科 知能・情報制御研究室が参画する「多視点裸眼3D内視鏡システム」が「医療機器等試作品コンテスト」のグランプリを受賞

2016年02月08日

「多視点裸眼3D内視鏡システム」の説明をする学生

情報工学科 知能・情報制御研究室(鈴木寿教授)と、さいたま市に本拠を置く株式会社 金子製作所が、2012年より共同で開発に取り組んでいる「多視点裸眼3D内視鏡システム」が、埼玉県主催の「医療機器等試作品コンテスト」(2016年2月2日)において、グランプリを受賞しました。

 

埼玉県では、大学・研究機関の先端的な研究成果と企業の優れた技術の融合による、新技術の実用化・製品化・事業化を支援する「先端産業創造プロジェクト」を推進しています。同コンテストはプロジェクトの一環として開催されました。

 

「多視点裸眼3D内視鏡システム」とは、内視鏡手術の際、医師ら複数のスタッフが立体視用の専用メガネを装着せずに、臓器内の3D映像を、リアルタイムかつ鮮明に見られるようにするシステムです。医療現場において質の高い検査・手術を支援することができるものとして、世界に先がけて、事業化への期待が寄せられています。