情報工学科・専攻

情報工学科准教授 高松瑞代・同学科教授 田口東が日本都市計画学会の年間優秀論文賞を受賞

2013年04月25日

情報工学科准教授 高松瑞代、同学科教授 田口東が日本都市計画学会に発表した論文(国土交通省赤星健太郎氏他と共著)「低頻度な公共交通網を有する地域の移動利便性の評価手法に関する研究-時空間ネットワークを用いた公共交通網と都市構造の関連分析-」が2012年 年間優秀論文賞を受賞しました。

<授賞理由>
本論文は、1日あたりの片道運航本数が10本程度という低頻度な公共交通網を対象として、即地的な公共交通網の利便性を評価する手法を提案した研究論文である。鉄道やバスといった公共交通の時刻表を再現した時空間ネットワークを構築することで、今まで困難であった低頻度の公共交通網を有する地域の移動利便性の評価を試みている点が評価できる。また、提案手法を用いてケーススタディーを行い、人口減少が進む低密度な地域の公共交通網において利便性を向上できる可能性を示すなど、有用な示唆を得ている点が評価できる。