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経営システム工学科・専攻
シラバス(講義要項)

世界に通用する「科学的な」経営技術を身に付けたいなら、中央理工「経営システム」です。

経営システム工学の位置づけを下図に示しました。この図からわかるように、経営システム工学は、人間工学や社会科学などの人間・社会に関する学問、電気・電子工学や機械工学などのハードウェアに関する学問、および情報工学やソフトウェア科学などのソフトウェア・情報システムに関する学問を有機的に結合するための学問体系です。 人間、ハード、ソフトを対象とする固有技術の成果をうまく引き出して結びつけるための方法論が経営システム工学であると言うこともできます。対象が固定されていないため、経営システム工学の内容は一般の人にはわかりづらいのですが、反面、適用できる範囲が広く、企業をはじめとするさまざまな組織の経営管理に役立つ手法として活用されています。

ますます広がる専門領域に、経営システム工学科は柔軟に対応しています。

経営システム工学の扱う領域は、ますます広がる傾向にあり、その教育には多大な困難があります。経営システム工学科では、組織や企業が永続的に存続・発展するためには何が必要かを考え、最先端の管理技術や思考方法を身につけることができるようにカリキュラムを編成しています。 工学的な基礎を身につけるための講義・演習のほか、経営システム工学のさまざまな領域に関する広範な講義と実験が用意されています。4年次では、卒業研究に取り組む機会が全員に与えられます。社会に巣立っていくための最後の教育を行います。この教育姿勢は社会に高く評価されており、卒業生は、製造業、コンピューター関連産業、サービス業、金融業などの多彩な企業に就職して、多種多様な仕事をこなしています。

4つの体系で構成された効果的な専門教育を行っています。

専門教育は「基礎」、「経営工学」、「数理システム」、「応用情報システム」の4つの体系で構成されています。中央大学の経営システム工学科の1つの特徴は、幅広い科目群よりカリキュラムが構成されていることです。経営工学系にはよく工夫されていると自負する経営工学システム工学実験AとBがあります。コンピューター教育にも力を入れており、情報技術の活用に関する数多くの演習が行われています。さらに3年次には、東京近郊の工場見学を実施しています。卒業研究にあたって自分のタイプに合った研究テーマを選択できます。また、品質管理関係の科目を修得することにより、卒業後、標準化および品質管理に関する実務経験を2年以上有すれば、国家資格である「工業標準化品質管理推進責任者」となることもできます。

経営システム工学実験が学内外から高い評価を得ています。

必修科目に次のような実験があります。各実験とも5?10名でグループを構成し、得られたデータをもとに各自の考えをレポートにまとめます。

経営システム工学実験A

新製品開発編

新製品の企画・開発においては、実際の製品や試作品を消費者に評価してもらうことが必要です。感性評価とは、食品の味(味覚)、CDプレーヤーの音質(聴覚)、化粧品の香り(嗅覚)、自動車の乗り心地(総合的な感触)など、人間の感覚器官を使って行う評価をいいます。実験では清涼飲料水を例に取り上げ、味覚、視覚を使っていろいろな製品の好ましさの程度を調べ、感性評価結果と機器測定値との対応づけを通して新製品開発の理論と実際を学びます。

人間工学編

人間工学とは、人間に適するように、どんな点に注意して道具・機械器具・環境などを設計すればよいかを研究する工学です。動態視力・静態視力、文字の認知閾、作業に対する疲労、環境問題で取り上げられる騒音などについての測定およびデータ解析、あるいはシミュレーションなどを通して、人間の特性に関する法則、環境問題に対する対応、機器設計の指針などを導き出します。

経営システム工学実験B

工学設計編

製品の生産においては、設備、材料、ワーカーの最適な組み合わせを探し、ねらい通りのものを、計画した数量分効率よく生み出すための「しくみ」(工程)をつくる必要があります。そのためには、システム的な思考に基づいて工程を設計、それを実際に運用して継続的に改善することが必要です。電機部品(電磁接触器)を例に取り上げ、講義で学んだメソッドエンジニアリング、生産管理、品質管理、コスト管理などの基本的な考え方と数理手法を適用して、ライン編成を中心とした生産工程の設計を行います。また、設計した工程を実際に動かし、そこで発生するさまざまな問題の解決に取り組むことで、生産システムの設計、改善、統制について理解できるようにしています。