応用化学科・専攻

理工学部教授芳賀正明がShikata International Medal Awardを受賞しました

2017年11月28日

受賞式後、樋上照男会長とのスナップ(右)

山口・下関で開催された第63回ポーラログラフィーおよび電気分析化学討論会(会期:2017年11月20-21日)において理工学部応用化学科教授芳賀正明が「電気化学手法による金属錯体のナノ機能の解明とナノデバイスへの応用」の業績によりShikata International Medal Awardを受賞し、11月20日に受賞講演を行いました。

 

今回の受賞理由は、新規の機能性錯体の設計・合成および電極表面への積層・組織化技術、電子デバイスへの応用について、その業績と国際的な注目度が高いこと、また長年にわたる同学会への貢献度が評価されたものです。

 

「Shikata International Medal Award(志方国際メダル)」は1959年にノーベル化学賞を受賞したチェコスロバキアのヘイロフスキー教授と共同で滴下水銀電極を用いて電圧-電流曲線を自動記録する装置(ポーラログラフ)を共同開発してポーラログラフィーの発展に尽力した故志方益三京都大学名誉教授の功績を記念するもので「電気化学測定法、電気化学反応、電気化学分析法その他の電気化学関連領域において顕著な業績を上げ、世界的に高く評価されている国内外の研究者」が受賞対象です。