応用化学科・専攻

理工学研究科修士2年 渡邉晃平さんが日本電子材料技術協会第54回秋期大会において口頭発表し、優秀賞を受賞

2017年11月10日

理工学研究科博士前期課程(応用化学専攻)2年渡邉晃平さん(大石研究室)が、日本電子材料技術協会第54回秋期大会で口頭発表し、優秀賞を受賞しました。
【開催期間】
2017年11月01日
 
【開催場所】
国立研究開発法人産業技術総合研究所(つくば)
 
【受賞タイトル】
自己発熱型CO2吸収材Li4SiO4/SiO2/Siの作製とCO2吸収挙動
◎渡邉 晃平、古藤 大輝、岡 研吾、大石 克嘉*、小林 亮太、真島 豊
 
【研究内容】
もともと普通の固体型CO2吸収材料であったLi4SiO4を、SiOxを介してP型Si基板上に形成させた3層構造をもつ新しいCO2吸収ユニットの作製に成功しました。この3層構造CO2吸収ユニットは、ベースであるP型Si部分に電流を流す事で発熱するため、電流値を変化させる事により表面上に存在するCO2吸収材であるLi4SiO4の温度を自在に制御可能な自己発熱型CO2吸収ユニットです。
現在,CO2吸収層であるLi4SiO4の面積をより拡大する事で、より多量のCO2吸収の実現を目指して研究を進めています。
 
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