総合政策学部

総合政策学部教授 加藤久典がデヴィ・スカルノ夫人をお招きし特別講義を行いました

2018年07月13日

ラトナ サリ デヴィ・スカルノ夫人(右)
と加藤久典教授(左)

総合政策学部教授 加藤久典の専門分野は、宗教社会人類学、比較文明学、東南アジア地域研究(インドネシア)です。

 

2018年7月4日、総合政策学部 教授 加藤久典の「東南アジア社会文化論」において、インドネシア共和国スカルノ初代大統領の夫人であったラトナ サリ デヴィ・スカルノ夫人をゲストスピーカーにお招きしました。

 

「歴史を生きる~スカルノ大統領と私~」をテーマにした特別講義では、スカルノ氏を失脚させ自身も亡命するきっかけとなった軍事クーデター「9・30事件」を振り返り、当時のインドネシアの政治情勢や、その緊迫した状況が語られました。

 

特別講義を受講した学生の感想を紹介します。

 

「デヴィ夫人はご講演の最後に『為せば成る為さねば成らぬ何事も』という言葉を私たちに残してくださいました。私自身、今現在、将来やりたい特定のものがありません。しかし、それでは人生において悔いが残ってしまうのではないかと、今回のお話を聞いて感じました。何事にも積極的にチャレンジしていきたいです。」(国際政策文化学科 2年)

 

「スカルノ元大統領と夫人の人生を大きく変えるきっかけとなった1965年の『9・30事件』について話していただきました。授業でも学びましたが、実際に体験している人のお話しを聞くことができたことはとても貴重でした。日本でのバッシングや、自分の命をかけて元大統領に会いに行ったお話など、心に残りました。」(政策科学科2年)

 

「若くして大統領夫人となり、インドネシアのこと、世界のこと、多くの人々のことを考え、また行動していらっしゃるデヴィ夫人のお話を聞くことができたことは、私のモチベーションになりました。」(政策科学科 2年)