総合政策学部

総合政策学部 新入生のためのガイダンスを開催しました

2018年04月13日

総合政策学部では新入生を迎え、さまざまなガイダンスを行っています。

 

4月2日は、総合政策学部の先輩2名が新入生に向けて自らの学生生活を紹介しました。入学後、学部でどんなことに興味を持ち、どのような学びを進めてきたか。また、大学での過ごし方や勉強面でのアドバイスなど、自らの経験を交えて話しました。

 

国際政策文化学科2年の米川周人さんは、1年次に履修した「Field Studies」 1 でインドネシアに渡航した経験が、地域研究に興味を持つきっかけとなりました。「総合政策学部には、海外で学ぶチャンスがたくさんある」と話し、学部独自のフィールドワークや、調査補助、留学サポートについて説明をしました。「2年次から1つのことに集中して取り組むためにも、1年次には様々な分野を履修して視野を広げてほしい」と話しました。

米川さん(左)と、杉野さん

政策科学科 4年 杉野友美さんは、スポーツによる地域活性化に興味があり、2年次よりFLP2に所属。2014年より、地域密着を掲げるJリーグクラブ「ブラウブリッツ秋田」との共同研究「福+(ふくたす)プロジェクト3」を推進しています。「政策科学科は選択する科目の自由度が高いので、何を選ぶかが大事。1年次からどの先生のもとで学び、どのような4年間を過ごしたいか考えておくとよいと思います」と話し、「選ぼうと思えば簡単な道も選べるのですが、貴重な大学生活ですから、充実した毎日を過ごしてください」とエールを贈りました。

1 Field Studiesとは

教員の指導・引率の元、学生が行う海外調査活動について、授業科目として単位を付与する科目です。基礎演習で学習した内容を現場に赴き体感することで、さらに学びを深めていくことができます。

 

2 FLP=ファカルティリンケージ・プログラムとは

ファカルティリンケージ・プログラム(FLP)とは、各学部に設置されている授業科目を有機的にリンクさせ、新たな知的関心の領域に対応する教育の「場」を設定するプログラムとして誕生しました。学生は所属学部に学びながら、プログラムの履修ができます。

本プログラムは、学生がそれぞれの所属学部で主専攻の課程を修めるという基本的な枠組みのもとに、学部の枠を越えて設けられた新たな知的領域を系統的・体系的に学修し、学際的な視点から専門知識の修得と問題解決能力を高めることを目的としています。

現代社会において、このような学際的な領域の問題解決能力を必要とする職種が年々増えていることから、「環境」「ジャーナリズム」「国際協力」「スポーツ・健康科学」「地域・公共マネジメント」の5プログラムを開設しています。

 

3「福+(ふくたす)プロジェクト」とは

FLP スポーツ・健康科学プログラムと地域・公共マネジメントプログラムの2プログラムで開講するFLP⼩林勉ゼミのプロジェクト。「スポーツを通じて、ちょっとした“福”を+(プラス)してほしい」という想いから命名されました。Jリーグクラブ「ブラウブリッツ秋田」と協力し、大人から子どもまで多世代がひとつになって楽しめる企画を実施しました。本年度のイベントの総参加者はのべ347人にのぼり、メディア各社はこの活動を「年齢を問わず参加できる素晴らしい取り組みだ」「東京の大学生が、秋田に新しい交流の機会を生み出した」などと評しています。

【2017年12月21日】~スポーツによる地域活性化~ FLP小林勉ゼミ「福+(ふくたす)プロジェクト」がメディアで紹介されました