総合政策学部

『FPSニュース』テキスト版 「リサーチフェスタ 2017」が開催されました

2017年12月22日

 寒さも本格的になった2017年12月1日、総合政策学部の“知の祭典”「リサーチフェスタ2017」が行われ、審査員と多くの聴衆が見守るなか合計20組が日頃の研究成果を発表しました。


 発表のテーマは政策や法律に関する事例、国際問題など多岐にわたっており、総合政策学部ならではの「プロジェクト奨学金」を利用した現地調査等を踏まえた考察、奨学金以外の研究でも建設的で深い考察が多々見られました。開会式では学生、審査員、運営陣、そして撮影の私たちも含め緊張した面持ちでしたが、進んでいくにつれて緊張もほぐれ、合間に談笑を交わしたり、発表後には審査員や聴衆から質問や意見が出されたりと、活発的に意見が飛び交うものになりました。
 

 全発表終了後には懇親会が開かれ、総合政策学部長である堤和通先生の挨拶に続き、最優秀賞、優秀賞等の表彰式が行われました。最優秀賞に選ばれたのは、「奨学金の延滞問題について」を発表した中村ゼミの蔵満拓哉さん、北見輝子さん、佐藤優大さん、澁谷果林さん、堀部直也さんでした。インタビューでは「資料集めなど大変なこともあったが、夏から頑張ってきた成果を出すことができて嬉しい」という感想を聞くことができて、リサーチフェスタにかけた思いを実感しました。また、ポスター部門では、最優秀賞に小林ゼミの杉野友美さん、納栄夫さんの「福+(ふくたす)プロジェクト~POMSを用いた運動による心理的効果の検証~」が選ばれました。終わりにリサーチフェスタ担当委員である総合政策学部特任教授の市川哲夫先生による総評が話されました。

 

 どの学生も今までの成果が存分に発揮されており、私自身も多くの刺激を受けました。これからの中央大学は総合政策学部が引っ張っていくことができる、そんな期待が持てるリサーチフェスタであったと思います。私も来年は発表者として参加し、大学生活を実りあるものにしたいです。発表者の皆さん、お疲れさまでした。

 

レポート:政策科学科 1年  中野 理子