総合政策学部

総合政策学部教授 平野廣和の研究・開発がCNCPアワードにて優秀賞を受賞しました

2017年09月08日

総合政策学部教授 平野廣和の専門分野は、風・環境問題に関する数値流体解析、地震防災です。

 

このたび、平野廣和研究室の研究・開発がCNCPアワード2017 ベスト・プラクティス部門で優秀賞を受賞しました。この賞は、公益社団法人土木学会創立100周年記念事業の一環として設立された「シビルNPO連携プラットフォーム(呼称CNCP)」において、建設分野におけるソーシャルビジネスの普及を進めるため、社会的課題の解決をはかる優れた事業に与えられます。

 

平野廣和研究室は、地震災害調査を行う過程で、毎回のように貯水槽が破損・破壊されていることに着目した結果、有事のライフラインとして重要な既存の貯水槽の耐震性能の向上を目指し、施工の容易さ、経済性、衛生面を追求して制振装置の開発を行ってきました。

 

この度の受賞は、「社会的な意義や効果は大きく、コスト面でも非常に優れている。貯水槽の破損・破壊を防止する安価な装置を開発することは有効性のある施策といえる。」と評されています。

CNCPアワード2017 ベスト・プラクティス部門 優秀賞

「既存貯水槽の耐震性向上のための制振装置の開発」
  団体名:中央大学理工学研究所 平野廣和研究室