総合政策学部

総合政策学部准教授・高野さやかが 第17回 日本法社会学会 学会奨励賞を受賞

2016年06月17日

総合政策学部准教授 高野さやか

総合政策学部准教授・高野さやかの専門分野は、文化人類学、法と開発で、文化人類学の視点から法と社会についての研究をしています。

 

総合政策学部准教授・高野さやかが、2016年5月28日~29日に開催された日本法社会学会学術大会において、第17回日本法社会学会奨励賞(著書部門)を受賞しましたので、ご案内いたします。

 

日本法社会学会は、法社会学の研究・教育に資するため1947年に設立されました。奨励賞(著書部門)は、各年において公表された業績のうちから、若手および中堅の法社会学研究者の優れた単著書に贈られます。

 

受賞作 『ポスト・スハルト期インドネシアの法と社会ー裁くことと裁かないことの民族誌』 (三元社、2015年)は、北スマトラ州メダン市の地方裁判所からみた国家法と慣習法の動態を、法人類学の視点から読み解くものです。

 

日本法社会学会 学会奨励賞

法社会学の学問としての活性化と発展のために、若手および中堅の法社会学研究者として

優れた研究業績の顕彰を目的として創設されました。

高野 さやか(たかの・さやか)

中央大学総合政策学部准教授。専門分野:文化人類学、法人類学
東京大学教養学部超域文化科学科卒業。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程修了。
東京大学大学院総合文化研究科助教、日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、2016年度より中央大学総合政策学部准教授。研究テーマは法と社会の文化人類学的研究、主にインドネシアにおける慣習法概念の展開と流通など。