総合政策学部

2015年度 中央大学学生奨励賞合同授与式が行われました

2016年03月23日

授与式の様子

 3月16日(水)多摩キャンパスにて、2015年度 中央大学学生奨励賞合同授与式が行われ、総合政策学部から5組7名が受賞いたしましたのでご案内いたします。

 

各奨励賞受賞者は以下の通りです。

 

第29回 渋谷健一奨励賞

【その他の分野】 国際政策文化学科 4年 竹田 響さん

 

第23回 三重野康・髙木友之助記念学術奨励賞 

横山彰事例研究I公共選択y班 

政策科学科 3年 石川 昴さん、政策科学科 3年 小美濃 優さん、国際政策文化学科 3年 小林 竜也さん

 

第33回 学員会会長賞

【学術・文化・社会の分野(団体)】 FLPジャーナリズムプログラム松野良一ゼミ

                  国際政策文化学科 2年 馬田 翔永さん 他2名

【学術・文化・社会の分野(個人)】 国際政策文化学科 4年 笠 愛華さん

【学術・文化・社会の分野(個人)】 政策科学科 1年 北見 耀子さん

 

各奨励賞の詳細は下記リンクをご覧ください。

国際政策文化学科 4年 竹田 響さん

第29回 渋谷健一奨励賞【その他の分野】 受賞

 この度、竹田 響さんは、日朝の大学生交流、全国最大規模である横浜市の成人式実行委員長、東日本大震災被災地の復興支援を通し、社会貢献・将来の平和構築活動が評価され、独立行政法人日本学生支援機構が主催する平成27年度優秀学生顕彰において社会貢献分野で奨励賞を受賞したことを讃えての受賞となりました。

〈国際政策文化学科 4年 竹田 響さんからのコメント〉

 この度、2015年度渋谷健一奨励賞を拝受致しましたことは、中央大学で学ぶ一人としてこの上なく栄誉なことであり、大変光栄であると同時に、恐縮してもおります。

 1年生の時から、学業成績はお世辞にも芳しいとは言えないものでありましたが、自分自身の見識を深めたいという思いから、学外での学びの機会にも積極的に参加させていただいておりました。

 4年生という節目の年にこのような栄誉ある賞をいただけたことは、私にとって大きな励みになったと共に、今後も生涯に渡ってしっかりと勉学に励み、社会に貢献していきたいという思いを新たにしています。
 今後は人の暮らしに寄り添いながら、自らの関心分野である「平和構築」を、特に文化的な面から促進していきたいと考えています。私を支えて下さった全ての皆様に、心から感謝申し上げます。この度は本当にどうもありがとうございました。

横山彰事例研究I公共選択y班
(左から:政策科学科 3年 石川 昴さん
国際政策文化学科 3年 小林 竜也さん、横山 彰教授、
政策科学科 3年 小美濃 優さん)

第23回 三重野康・髙木友之助記念学術奨励賞受賞

 研究論文 「国政における調整配分型年齢別選挙制度の設計-政治的意思決定空間における世代間格差是正-」

 この度、横山彰事例研究I公共選択y班は、公共選択学会が主催する「第18回学生の集い」(2015年12月5-6日 横浜市立大学)の3年生テーマ「望ましい選挙制度・政治参加のあり方」で最優秀賞(13大学17ゼミ38パート参加中の1位)を受賞。本論文は日本における人口減少と少子高齢社会の進展が世代間の政治的格差を構造的に引き起こしていることを独自の指標で明らかにし、この構造的格差問題に対応できる制度を考察し論証し提案したものであり、(1)世代別の投票率と人口を基に独自の実質政治的影響力指数を算出して構造的な政治的格差を明確に示した点、(2)先行研究の年齢別選挙区制度に対し、その政策効果を空間モデルで検証した点、(3)パネルデータ分析でシルバーデモクラシーの存在を明示した点で、高く評価されての受賞となりました。

〈横山彰事例研究I公共選択y班 代表 小林竜也さんからのコメント〉

 私たちのゼミ活動での論文を評価していただき、このような名誉ある賞を受賞できたことは大変光栄に思います。

 横山彰事例研究としては2年連続での受賞ですが、横山教授を始め、先輩方やOBOGの方々の惜しみない助言がなければ、このような結果には至らなかったと深く感じております。

 学長からいただいたお言葉のように、今後も中央大学の誇りを持って、日々挑戦していきたいと考えております。

FLPジャーナリズムプログラム松野良一ゼミ
(左から3番目:馬田翔永さん 右:松野良一教授)

第33回 学員会会長賞受賞

 この度、FLPジャーナリズムプログラム松野良一ゼミは、セミ活動で制作したドキュメンタリー『青い目の人形』が「地方の時代」映画祭(NHK、民放連など主催)で奨励賞、ヒューマンドキュメンタリー《阿部野》2015年で入賞。また、中央大学130周年「戦後70年企画」として始動した「中央大学と戦争」プロジェクト、ドキュメンタリー『風船爆弾』などの活動が多くのマスメディアに取り上げられ、本学の名声を高めたことを讃えての受賞となりました。

<国際政策文化学科 2年 馬田 翔永さんからのコメント>

 自らが一年間行ってきた活動に対し、このように光栄な賞を頂けて本当に身が引き締まる思いです。また、様々な分野において努力を重ねる仲間たちと出会うことも出来た為、改めて学生生活に対し真摯に向き合える充実した機会でした。

国際政策文化学科 4年 笠 愛華さん
(リサーチフェスタでの発表の様子)

第33回 学員会会長賞受賞

 この度、笠 愛華さんは、本研究「ジェントリフィケーションか地域活性化か-都市再開発においてコミュニティ活動の資する可能性-」において、未だ日本では十分注目されることのないジェントリフィケーションという現象に着目し、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催で進む都中央部の再開発についてニューヨークの事例を通じて検証した意義の高い研究を行った。リサーチフェスタ2015(総合政策学部の学生研究発表会)において最優秀賞及びポスター賞の受賞を讃えての受賞となりました。

〈国際政策文化学科 4年 笠 愛華さんからのコメント〉

 今回、このような素晴らしい賞を頂けて大変光栄です。ゼミに就活と大変な1年間でしたが、目加田教授の指導を始め、仲間たちの支えのおかげで最後までやりきることができました。ここでの貴重な経験は今後への自信になりました。就職のため、一旦は勉学の場から離れることになりますが、今度は社会から何ができるのかを考えていきたいと思います。

政策科学科 1年 北見 耀子さん

第33回 学員会会長賞受賞

 この度、北見 耀子さんはスイスのジュネーブで開かれた国際赤十字連盟総会サイドイベントにおいて、「わかりやすいプロジェクト国会事故編」の代表として東京電力福島原発事故に関するスピーチを英語で行った。この成果は大手メディアにも本学学生として取り上げられ、各国赤十字代表者から高い評価を受けて赤十字国際連盟総会プレスの取材の依頼や帰国後にも発表内容について詳細の問い合わせや感想がユースボランティアから寄せられている。本学学生が社会貢献活動において十分に高い評価を受けたものであると認められての受賞となりました。

〈政策科学科 1年 北見 耀子さんからのコメント〉

 今回、はからずも栄えある表彰をいただきまして、大変光栄に存じます。災害大国の日本において、来る災害に平時からいかに備えられるのか、ということが私の関心事ですが、今回の受賞を通じて、一層学ぶ意欲を得られました。ご助力頂いた方々のご厚意に報いるためにも、これからの一日一日を丁寧に積み重ねていきたいです。