総合政策学部

総合政策学部教授・梅村坦が監訳を担当した張承志著「中国と日本 批判の刃を己に」が出版されました

2015年10月15日

総合政策学部教授・梅村坦の専門分野は中央ユーラシア(内陸アジア)の歴史。学部では「東アジア社会文化論Ⅰ」などを担当。

このたび監訳を担当した張承志著『中国と日本―批判の刃を己に』が出版されましたのでご案内いたします。

【タイトル】 中国と日本― 批判の刃を己に (原題『敬重与惜別―致日本』)
【著者】張承志 【監訳】梅村坦
【出版社】 亜紀書房
【ISBN】 978-4-7505-1459-8
【概要】 〝戦後50年〟を経て〝平和70年〟の今、人はねじれたナショナリズムの波に呑まれ、曲がりくねった道を歩く。かつての過ちは記憶の外に消されていき、あとに残るのは「人間」のみ。その人間に必要なはずの道徳は、そして人道はどこへいったのか。

中国人作家が歴史・文化・人物・平和憲法をとおして、日中の絆、そして日本を見つめなおす。他者への「敬重」と「惜別」の覚悟をもって語られる日本論。