文学部

文学部助教 羽根礼華がドイツ語研究書部門で「第13回日本独文学会学会賞」を受賞しました

2016年05月06日

文学部助教 羽根礼華が第13回日本独文学会賞(ドイツ語研究書部門)を受賞しました。

 

日本独文学会は、ドイツ語・ドイツ文学に関する優れた業績に対して、日本独文学会賞を設けています。日本語研究書部門、日本語論文部門、ドイツ語研究書部門、ドイツ語論文部門の4部門のうち、優れたドイツ語研究書(単行本)を顕彰するドイツ語研究書部門にて受賞作として選出されました。2016年5月28日に授賞式が行われます。

 

受賞作のReika Hane, Gewalt des Schweigens. Verletzendes Nichtsprechen bei Thomas Bernhard, Kōbō Abe, Ingeborg Bachmann und Kenzaburō Ōe (= Communicatio, Bd. 46, hrsg. von Fritz Nies und Wilhelm Voßkamp). Berlin/Boston: de Gruyter 2014は、ケルン大学で受理された博士論文を加筆修正のうえ出版したもので、トーマス・ベルンハルト、安部公房、インゲボルク・バッハマン、大江健三郎の作品における沈黙の暴力を論じた比較文学研究です。

 

詳細は日本独文学会のウェブサイトをご覧ください。