文学部

【新刊紹介】文学部教授 坂田聡 著『民衆と天皇』

2014年06月20日

文学部教授 坂田聡の著書『民衆と天皇』が高志書院から刊行されました。(吉岡拓氏との共著)

出版社:高志書院
初版発行日:2014年5月25日
サイズ:四六判・230頁
ISBN:978-4-86215-135-3
定価:本体2,500円+税

高志書院ホームページより
天皇の威を借りた時々の政治権力者により、民衆はいかに教化され、支配されたかといった言説を逆転させるべく、本書では、中世以来、天皇家との結びつきが強い山国地域をフィールドに、地域社会で特権的な地位を維持していた民衆たちの権益維持のための営為が、結果として天皇の地位の存続を規定する一つの、それもかなり重要な要因となったという事実を、戦国時代から近代におよぶ史料に即して具体的に明らかにする。

高志書院のホームページ紹介
http://www.koshi-s.jp/shinkan/1405_2-shinkan.htm