国文学専攻

文学部教授 池田和臣の新著を「新潟日報」が紹介

2013年04月02日

文学部教授池田和臣の共著『あきのの帖 良寛禅師萬葉摘録』が、
「新潟日報(2013年3月26日)」文化欄で取り上げられました。


"文字が語る良寛の博識
上越出身万羽さんら二つの「あきのゝ」考察"


良寛が好みの万葉歌を仮名で抄出した「あきのゝ」帖について
竹内本と安田本の違いを詳細に分析し、竹内本が原本、
安田本がその写しである、と結論づけたことが紹介されています。


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『あきのの帖 良寛禅師萬葉摘録』
池田和臣・萬羽啓吾 編著
青簡舎 2012年11月刊行
ISBN:978-4-903996-60-8
9,000円(税別)


◆青簡舎 オンライン出版案内より
良寛が好みの万葉歌を良寛らしい美しい仮名で抄出した「あきのゝ」帖。
従来安田靭彦蔵本が知られ複製本も出版されていたが、このたび、
行方不明となっていた竹内俊一旧蔵本が出現した。
調査の結果、両本の不思議な因縁が明らかになると同時に、
竹内本が安田本の原本であるという結論に達した。
竹内本「あきのゝ」帖の全容を初めて公開しその伝来などを詳述する。