英語文学文化専攻
英語文学文化専攻教授 大田美和の『かがやけ』と『とどまれ』が「図書新聞」の文芸時評で取り上げられました
2025年02月05日
英語文学文化専攻教授 大田美和の第五歌集『とどまれ』と第六歌集『かがやけ』が、「図書新聞」2025年2月1日号(3673号)の連載「〈世界内戦〉下の文芸時評」第119回「小説中心主義を戦略的に転倒させつつ、私性を問い直し幻想を擁護する」の冒頭で、取り上げられ、分析されました。
引用された短歌は、「女一人の身を守るためサッチャーのような英語が口を飛び出す」(「一杯の水 ラオス出張講義」)、「この映画見よとも言えず一食を抜いているかもしれない人に」(「開かない大学」)です。「茶目っ気たっぷりの知的ユーモア」、コロナの時代と大学改革期の共苦(コンパッション)の感覚に注目されています。気鋭の現代詩作家・文芸評論家 岡和田晃さんによる、目の覚めるような文芸時評をぜひお読み下さい。
「図書新聞」は「週刊読書人」と並ぶ書評新聞で、大手書店で購入、インターネットで電子版の購入、コンビニエンスストアで有償ダウンロードする等の形で読むことができます。中央大学中央図書館でも読むことができます。
大田美和『とどまれ』(北冬舎、2023年)と『かがやけ』(北冬舎、2024年)は、中央大学文学部仏文科の卒業生 柳下和久さんの編集による歌集です。中央大学生協書店や全国の書店、インターネット書店で販売中です。中央大学中央図書館にも収蔵されています。