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東洋史学専攻
妹尾 達彦(せお・たつひこ)教授

専門分野

「中国都市史」

担当授業

東洋中世史・東洋史演習(2)(7)・卒業論文演習

著書

  • (単著)『長安の都市計画』(講談社、2001年、韓国語版2007年)
  • (編著)『都市と環境の歴史学』第1集?第4集(中央大学文学部東洋史学研究室、2008年予定)
  • (共著)『岩波講座世界歴史9 中華の分裂と再生』(岩波書店、1999年)
  • (共著)『<都市的>なるものの現在-文化人類学的研究-』(東京大学出版社、2003年)
  • (共著)『シリーズ都市・建築・歴史1 記念的建造物の成立』(東京大学出版会、2006年)

詳細情報は研究者情報データベースをご覧ください。

メッセージ

中央大学東洋史学専攻の最大の特色は、アジア史の全域にわたる充実した授業カリキュラムをもつ、国内で屈指の恵まれた教育体制をもつ専攻であることです。本専攻は、中国史3名、中央アジア史1名、西アジア史1名の5名の専任の先生を軸として、インド史や朝鮮史、中国近現代史等の非常勤の先生をふくめて、アジア全域の歴史を学ぶことのできるカリキュラムをもつ、数少ない大学の一つです。
授業を担当されている先生方は、みな国内外の学界の第一線で活躍されている方ばかりですので、アジアの歴史のどの分野についても、安心して、専任と非常勤の先生方による密度の高い指導をうけることができます。
本専攻が、『アジア史研究』という専門学術誌を毎年定期刊行しており、国内のみならず国際的にも評価の高い学術誌として世界各地で講読されていることも、本専攻の豊かな研究・教育の実績をものがたっています。
中国史に関しましても、3名の専任が互いに連携し合い密度の高い教育が行われており、毎年多くの学生が、各自が自由に選んだテーマのもとで勉強にはげんでいます。勉強の成果は4年生の時の卒業論文に集大成され、毎年1月末に、東洋史学専攻5名の専任の先生が全員出席する口頭試問が行われて、勉強に見合う適確な評価を受け、晴れて卒業となります。
本専攻の研究環境も、とても優れています。3万冊の蔵書をもつ専門図書館の設置と、専門図書室を管理するための2名の専門職員の常置、という勉学のサポート体制は、国内の他大学の東洋史学・アジア史専攻には存在しない、本専攻の最大の長所といえます。
つまり、本専攻は、学生が自由に閲覧できる開架方式の東洋史学専攻の専門図書室をもっている上に、図書を管理するために、専門図書室には、本学東洋史学科を卒業した、東洋史学の専門知識をもつ専門室員2名が配されて、勉強のサポート体制もしっかりしています。専門図書室には3万冊に達する専門書の蔵書がありますので、学生たちの大学の授業の準備や卒業論文の執筆に多大の便宜をはかっています。
このような勉強体制のもとで、入学当初の1年生から、クラス単位での東洋史の基礎演習等の授業が始まりますので、同じ学年のクラスの仲間意識も高く、専攻の教員と室員、学生同士のコミュニケーションのよいことも本専攻の特色です。なによりも、学生の自由な勉学の志向を重んじ、それをはぐくむ専攻の教育方針のもとで、自由で暖かく活発な勉学生活がおくれるようになっています。
本専攻の教室の位置する東京都多摩地区の緑豊かな静かな環境も、大きな魅力です。交通機関が発達していますので、東京の都心へのアクセスがよい上に、多摩丘陵の上にたつ白亜のキャンパスでは、盛り場の真ん中に立地するような都心の大学とは異なる、落ち着いた勉学の雰囲気に満ちています。この点については、一度本学キャンパスを訪れた方であれば、どなたも納得してもらえると思います。
また、卒業後も、上述の『アジア史研究』を発行する白東史学会の会員となっていただくこと等によって、本専攻での友人、後輩、先生、室員との密接な関係をたもつことができます。白東史学会は、年1回の大会(都心の中央大学駿河台記念館で開催)と6回程度の月例会(多摩キャンパス開催)が公開されていますので、それに出席することで、先生方や後輩に接する機会を継続的にもつことができます。出席できない場合も、『アジア史研究』を講読することで、本専攻の近況を詳しく把握することができるような体制になっています。
このような恵まれた教育・研究環境をもつ東洋史学専攻に、一人でも多くの意欲ある学生が入学されることを強く願っています。

その他

わたくし自身の経験をかえりみると、専門の研究をつきつめていくと、どうしても関心がせまくなり偏りがちになってしまいます。しかし、歴史学は、本来、人類の歴史の全体をあつかうもので、個々の限られた事例をつきつめるものではありません。そこで、ふだんは、できるだけ多くのことに興味をもつように心がけ、バランスを保てるようにしています。
そのために、授業では、専門分野を軸にしながらも、関連する分野の研究成果も多くとりいれて、「全体」を提示できるように努力しています。ただ、実際に行うことは難しく、受講生の意見を聞きながら試行錯誤する毎日です。