東洋史学専攻

木村 拓(きむら・たく)教授

専門分野

朝鮮王朝の外交史・政治思想史

担当授業

朝鮮史・東アジア近世史・東アジア史演習(2)(4)

著書

  • (単著)『朝鮮王朝の侯国的立場と外交』(汲古書院、2021年)
  • (共編著)『壬辰戦争と東アジア―秀吉の対外侵攻の衝撃―』(東京大学出版会、2023年)
  • (論文)「朝鮮王朝の二つの対馬認識―15世紀後半を中心として―」(森平雅彦ほか編『日韓の交流と共生―多様性の過去・現在・未来―』九州大学韓国研究センター叢書5、九州大学出版会、2022年)
  • (論文)「朝鮮前期の対日外交における交隣と羈縻―日本国王に対する事例を中心として―」(『東洋史研究』81—4、2023年)

メッセージ

朝鮮半島の歴史は、当然のことですが、中国史や日本史とはまた違った面白さがあります。しかし、その面白さを実感するには、史料(主として当時の人々が書き記した文献)に触れる必要があります。皆さん、朝鮮の史料を一緒に読んで、朝鮮史の深層に分け入ってみませんか。きっと不可思議で新鮮な体験ができると思います。