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法学部
【活動レポート】高橋 美香 (2001年入学・法律学科)

活動データ

  • イギリス・ケンブリッジの語学学校短期留学、法学コースの受講
  • 2002年1月27日~2月22日 イギリス・ケンブリッジ
  • 2001年度(英語分野)

活動テーマ

Going to Cambridge Academy of English and taking English courses for law students

活動概要

  • 1月27日 現地時間の夜、ホストファミリー宅に到着
  • 1月28日~2月1日 Cambridge Academy of EnglishのAdult Open Date Coursesのアドバンストクラスを受講する
  • 2月4日 Law Course が始まる
  • 2月8日~2月10日 語学学校のフィールドトリップでスコットランドに行く
  • 2月15日 語学学校終了
  • 2月16日 思い立ってユーロスターに乗ってパリに行く
  • 2月19日 ロンドンに戻る
  • 2月19日 帰国

活動の成果

 活動当初、どうせイギリスに行くのだから、滞在中イギリスに関するできる限りのことを学んでやる、そして、一回りも二回りも成長して帰ってきてやる!!と意気込んでいた。
 実際に語学学校に通ってみて、確かにイギリスの文化、法律を学び、英語運用能力も活動前に比べ、かなり上がった気がする。しかし、それら以上にもっと多くのことを学んだ。語学学校というだけに、そこに通う人は先生以外、皆英語を第2外国語とする人たちである。実際、ケンブリッジ滞在中、ドイツ、ブラジル、オランダ、アルゼンチン、チリ、中国、韓国、ブルガリア、イスラエル、トルコ、フランス、ベルギー、デンマーク、イタリア、メキシコ、イラン、シリア、ポーランド、スペイン、ウズベキスタン、そして日本から行っていた人たちといろいろな話をした。テレビや新聞、世界史の教科書でしか知らない世界について、それらの国から来た、ほぼ同世代の友人達と話すことによって、いろいろ学んだ。紛争が続いている、そんなイメージしかないイスラエルから来た友人は、イスラエルは戦争地域だけではない、自然がきれいなところも沢山ある、と言っていた。また、つい先日オランダの友人がe-mailで国会議員の暗殺についてオランダ人の視点からタイムリーに伝えてくれた。このような経験は、お互いに英語を話すがゆえにできたことである。この1ヶ月あまりの経験で英語が話せるようになることのすばらしさを身をもって実感した。

 この活動のメインであった、English Course for Law Studentは2週間と短いコースであり、生徒が私を含めて3人の少人数のクラスだったのでとても有意義なものになった。私以外の2人は、スペイン人の司法修習生とドイツ人の司法修習生で、2人に比べ私は初学者ではあったものの、なんとか2人にくらいついていった。Cambridge Academy of Englishは1日に授業が3コマあり、この、Law Courseでは1時間ごとに先生が変わり、1時間目は主に契約法を、2時間目は商法を、3時間目はイギリスの法制度とEU法について学んだ。先生方はロンドンの法律学校を卒業した先生、ソリシターをやっていた先生、ビジネスの世界で活躍していた先生と、すばらしい先生ばかりで、その先生方にたった3人の生徒という本当に恵まれた環境の中で非常に有意義な2週間が過ごせた。
 具体的には、1時間目のクラスでは主にイギリス流の契約書の書き方を学び、最後には生徒一人一人が先生から出された契約内容に沿った契約書を作成した。2時間目のクラスでは会社の種類や雇用などについて学び、このクラスでヴォキャブラリーが増えた。3時間目のクラスでは1週目にイギリスの法制度を、2週目にEU法について学んだ。また、クラスに民間から選ばれる、マジストレートという下級裁判所の裁判官を何年も務めた方がゲストスピーカーとして来て1時間程話したり、1週目のある午前中、ケンブリッジのマジストレート裁判所へ行き、法廷を傍聴した。そのほか、コースの中で、1日ロンドンへのフィールドトリップがあり、いくつかの裁判所へ行き法廷傍聴をし、付き添いの先生が学生時代に通ったパブや、裁判官の法服やバリスターなどが着るウィッグやガウンなどが売っているお店などへ行くなど、色々な経験ができた。
 このコースは私以外の皆が、ヨーロッパ出身で、法学歴も長かった。そのため、2週間の間に助けてもらうことも多く、おかげで、沢山の知識を身に付けることができた。EU法を学んだときは私以外の2人は大学の必修科目にあるらしく、既に学んでいたので、私1人だけ遅れてしまい、慌ててインターネットでEUに関する日本語のサイトを検索し、そのコピーを教室に持ち込んで、授業にのぞんだりした。
 こんな感じでこのEnglish Course for Law Studentは少人数で中身の濃い、かなり有意義なものであった。

 3週間語学学校に通い、また1週間一人旅じみたことをしてみて、活動前に考えていたイギリスなまりの英語というものを自身で習得できたのかどうかは分からない。しかし、この活動を通してさまざまな言語のなまりの残る英語に触れ、それらを話す人たちと交流することで、アメリカ英語だけではなく、イギリス英語だけでもなく、様々な英語が聞き取れるようになった。これは当初考えていた成果以上の結果が出たと確信している。

今回の活動についての感想

 今回の活動は、語学学校のように環境に恵まれた点もあれば、到底親切とはいえないようなホストファミリーに当たってしまうなど、環境に恵まれなかった点、また、語学学校終了後に一人旅をしていて、途中、地下鉄でスリに遭遇するなど、自分の不注意により不運を招いてしまった点など、嬉しい経験もしたし、それ以上に辛い経験もした。
 しかし、この活動すべてを通して、自分自身を成長させることができたと確信している。これこそ春休み中に私が成し遂げたかったことである。
 帰国時はあまりにも疲れていたために、もう当分の間は冒険じみたことはしたくない、と考えていたが、今になって、あの1ヶ月間のすごさを実感している。この機会を与えてくれた、法学部の先生方、資金面で足りない部分を補ってくれた両親には本当に感謝している。

今回の活動をどのように生かしていくか

 今回の活動を通して、ほんの少しだけではあるが英語で法律を学び、英語を使って法律を運用することがどんなものか分かった。また、世界中の幅広い世代の人に会って、人との出会いの楽しさを改めて思い知った。私は、将来渉外弁護士になりたいと考えている。この活動で、将来の自身の目標を再確認し、このはっきりと見えてきたゴールを目指して、これからも切磋琢磨していこうと思う。

後輩達へのアドバイス

イギリスは冬は本当に寒いので、防寒着は沢山持っていったほうがよい。

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