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法学部
【活動レポート】石田 裕実 (2001年入学・政治学科)

活動データ

  • イギリス・ケンブリッジの語学学校短期留学
  • 2002年2月17日~3月17日(約4週間) イギリス・ケンブリッジ
  • 2001年度(英語分野)

活動テーマ

 将来子供や学生の視野を広げる機会を提供する人になるため、まず私自身の視野を広げたい。そして受容量を増すきっかけとなる機会の形として、海外との接点を持つ事業を考えているので、英語力の向上を目指し、さらに、本だけではわからない異文化の違いを体験し、将来に生かしたい。
 ただ、今の段階で具体的な形や、他にすべき事がいまいち見つかっていないので、少しでも具体化できるように努めたい。具体的には、在学中に今行っているボランティア活動先の子供達に私の経験を話し、自分の知らない世界に気づくきっかけをつくったりと、小さいけれども、自分の将来の目標に少しでも近づける活動に変えていきたい。

活動概要

 私の活動はこの奨学金を応募するための準備段階から始まっていた。
 「自分で考えた活動に限る」募集要項に書かれていたこの一言を、私は自分で全部決めないといけないものである、と解釈し、まず場所選びから始めた。ボランティアの活動中に、本の嫌いな子供でもハリーポッターを読んでいる子供が想像以上に多いことに気づいたので、少しでも新しい話題を提供し、何かの機会になればいいと思い、イギリスを選択した。ロンドンで映画の発表が行われていたので、ロンドンも訪問したく、なるべくロンドンの近郊の都市を選ぼうと、都市をいくつかに絞ってみた。また、同世代の外国の大学生と話す機会が欲しかったので、オックスフォードとケンブリッジを中心に学校選びが始まった。だが、いざ始めてみると、学校があまりにも多く、30時間近くのインターネットの検索を余儀なくされた。奨学金審査の面接合格後もリサーチを続け、最終的にはケンブリッジで一番古く、留学生の面倒見の良いSTUDIOという語学学校に決定した。

 期待とちょっとの不安を抱え日本を発った。無事着いたものの、予約をしていたはずの出迎えサービスの人が見当たらず、空港のインフォメーションセンターに呼び出しの放送を依頼したり、学校先に連絡したりと、着いた早々英語で交渉するはめになった。イギリスに訛りに慣れていない私は、相手が何を言っているのかわからず、そこで8時まで待っていろ、と聞こえた自分の耳を信じて、空港で3時間以上待っていた。長距離のフライトで身体がクタクタなのに待たされて、とても辛い思いをした。更にこの不運はエスカレートし、着いたホストファミリー先では、1人部屋で申し込んだにも関わらず、2人部屋に入れられ、中国人の女の子と共にイギリスでの初の夜を迎えた。

 学校にもなかなか慣れず、最初の3・4日は帰りたくてたまらなかった。午前9時から午後3時までの週28時間、日常英語コースを取っていた私だが、先生の言っていることは全くわからない、宿題が何なのかさえもわからない、そんな状態が続いた。でも一週間もすると、授業中にも発言できるようになっていた。人間、頑張ればなんとかなるものである、と実感した。週末には、フランス人の生徒と共にロンドンに行った。異国の者同士が、初めての土地を訪問するという、今思えば貴重な経験もできた。

 2週間目から生活は安定してきた。同室の中国人の子は日本の「青いうさぎ」という歌を知っていて、手話つきで歌いながら、日本語を教えてあげたり、寝る前にはお互いが知りたい単語を教えあっていた。他にも2人中国の学生がいて、中国の食べ物をもらったりした。また、ホストペアレンツはインド人だったので、インドの伝統料理である、チャパティーという食べ物を初めて食べたりと、家の中でも交流が盛んだった。また、学校でも、先生が1対1で教えてくれる講座(無料)を取り、発音をかなり丁寧に見ていただいた。

 3週目の月曜日、悲劇は起きた。ホストペアレンツが私達の部屋がきたないと、すごい声で怒ってきた。私達はシングル部屋で申しこんでいるのにも関わらず、部屋を共有させられていて、スペースが十分になかったから起きてしまった問題であるはずである。私には怒られる理由がわからず、また、同室の中国人をけなす態度に腹が立ち、私は学校のリセプションセンターに交渉に行った。つたない英語で1時間も今までのいきさつを話した後、やっと許可が下り、家を変えてもらえることになった。収入が減るからであろう、ホストペアレンツからはものすごい文句を言ってきたけれど、私は絶対間違っていない!という自信のみで対抗していた。

 新しい家はイギリス人の家庭でとても優しい方だった。イギリス料理を食べさせていただいたり、ここに来て初めて紅茶を飲んだ。とても美味しくて、ペアレンツの優しさが嬉しくて毎日幸せだった。残りの日数も少なくなり、もっと色んな企画に参加してみようと思い、学校で用意されていたアクティビティーに申し込んだ。学校の友達とガイドさんとともにバースに行ったり、スクールナイトに参加したりして、多くの友達を作る事ができた。

活動の成果

 この4週間で語学力向上だけでなく、英語ばかりのサイトを何時間も見て検索するという経験もできたし、他の国の学生の勉強方法を学べたことは大きな収穫であった。これほどまでに英語で交渉する機会が多いとも考えていなかったし、外国の方と共に、同じ部屋で生活することなんて、ひとかけらも私の頭にはなかったことだ。さらに当初予定していたロンドン訪問だけでなく、バース、イーリを訪問でき、地域によってわずかながら違いがあることに気づけた。また、中国の友達に日本語を教えて欲しい、と言われても満足に説明できない自分に気づき、子供達の視野を広げたい、と思いつつも、自分が方法を満足に持っていない事に気づく事ができた。

今回の活動についての感想

 よく会社主催の語学学校の体験談とかを雑誌で読むと、面白かった、楽しかったという感想が多い。確かに私も同じ感想を抱いたが、1人で行った分それ以上に辛い事、苦しいことが多かった。そのような状況の中、私が私なりに頑張れたのは、始めに立てた目標があったからだと思っている。想像以上の成果が残り、これからの自分の活動に生かせる題材を手に入れる機会をいただけたことに、本当に感謝している。現在イギリスでできた友達とメールのやり取りをしているが、音信不通にならないように、今回の体験を大切にしていきたいと思っている。

今回の活動をどのように生かしていくか

 日本文化を伝えるツールが欲しいと思い、4月より日本語教師ボランティアの養成講座を受け始めた。今年の夏の休暇には、日本の伝統的な料理を説明できるようになるため勉強しようと思っている。また、今回の経験を多くの人達と共有したいので、活動中のボランティア先の子供達に自分の経験を話していきたいと思っている。短い期間ではこのようなことを考えている。

後輩達へのアドバイス

  • やる気応援奨学金にこれから応募しようと思っている皆さんへ
    書類を作るのにとても時間がかかります。途中で嫌になるかもしれませんが、どうぞ諦めないで最後まで取り組んで下さい。本当に、言葉では表現しつくせないいい経験ができますから。
  • 奨学金審査の際の英語面接に自信がない方へ
    私もそうでした。面接が始まる前に、先生方にリラックスするよう声をかけられた程緊張していました。ECSやアドバンス英語など、自分なりには英語に力は入れていましたが、そんなにしゃべれませんでした。こんな私が合格したのはきっと気持ちが伝わったからでしょう。やりたいことがあるのなら、恐れず挑戦してみて下さい。
  • 語学学校への留学を希望している方へ
    語学学校では同じ国の人達で固まってしまう傾向があります。違う国の人と話す機会は自分で作っていきましょう。かく言う私も、始めは休み時間は日本語で話していました。お昼、違う国の生徒と話すきっかけがないがゆえです。ある日、授業中のパートナーにお昼食べない?と誘ったらすんなりOKしてくれました。ちょっとの勇気です。
  • ホームステイをする方へ
    まず、日本を飛び立つ前に、ファミリーに電話をかけてみることをお勧めします。紙面だけではわからない情報が手に入ります。また、私のようにステイ先で問題が起こったら、遠慮しないでオフィス等に相談しましょう。私は帰国の10日前に変えました。ホストペアレンツには、後1週間位で、問題ないだろう!と言われましたが、例え10日でも、私にはかけがえのない10日だと思っていたので、交渉に踏み切りました。あまり、相手がどう思うかに左右されず、自分にとってより良い方法を探すべきです。

その他

ケンブリッジはこじんまりとしたいい町でした。

学校の検索方法ですが、インターネットで探すと、メール連絡先が書いてあるので、わからない事があっても質問を送る事ができるので便利だと思います。私の場合、10日かからずお返事をいただけました。

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