• 中央大学で学びたい方
  • 在学生の方
  • 保護者の方
  • 卒業生の方
  • 一般・地域の方
  • 企業・研究者の方

法学部
【活動レポート】今井 大介 (2002年入学・国際企業関係法学科)

活動データ

  • サンフランシスコの語学学校短期留学と写真撮影
  • 2002年8月2日~9月1日 アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコ
  • 2002年度(英語分野)

活動概要

  • 8月2日:15時、成田空港より離陸
    同日9時、サンフランシスコ空港に到着・そのまま寮に向かい、休む
  • 8月5日:語学学校にて説明とレベル分けテストを受ける。
  • 8月6日~30日:通常授業受講
  • 8月31日:14時、サンフランシスコ空港より離陸
  • 9月1日:17時、成田空港に到着

活動の成果

まず、以下に各授業内容とそれにより得られた成果を挙げる。

■Grammarの授業はテキストを使い、過去完了形などの文法の単元ごとに解説を受け、例題を解き、宿題の答え合わせをするといった非常にオーソドックスなスタイルのものだった。正直な話、受験勉強で一通り学習しているということもあり、Grammarの授業では特に目新しいことを学ぶことはなかった。しかし、Nativeの英語による英語の文法解説は、日本で学んだものより理解しやすく、さらに聞いているだけでもListening能力の向上にもなった。また、週一回程度Writingの講義も実施された。

■Conversationの授業の内容は、現在中大で受講しているListening and Speakingの授業と大差はなく、英語による議論や皆の前での発表などが主な内容であった。しかし内容は同じでも、中大での授業とは違い本当に英語のみによる授業はSpeaking能力の向上に大変貢献したといえる。

■学校で受講した授業のうち結果的に最も効果があったといえるのはTOEFL Preparationのクラスである。授業は実際のTOEFL同様にコンピュータを使用して行われた。使用するソフトは市販のものであったので、これでは受講料を払って受ける意味がないと辞めていく生徒も多かったが、Writing Sectionの採点やアドバイスなどは生身の講師にしかできないものであり、私は最後まで受講し続けた。結果、当初は60%程度の正答率だったListening Sectionや Structureが最終週には正答率85%以上を記録するようになり、講師には今までで最も伸びた生徒だと言われた。しかし、これはあくまで結果的な話である。TOEFL Preparationの授業のみの効果というよりは他の授業や授業外での体験に因るところが大きい。実際に全然正答率の上がっていかずに悩んでいた生徒もいたし、私自身、これでは足りないとTOEFL用の単語集を毎日読んでいた。TOEFL Preparationの授業で最も有効だったといえるのは、問題形式に慣れることができたということだろう。コンピュータ上で問題を解くのは紙の上で解くのとは違い、文が読みにくく目の疲労の進行も早い。授業で20時間以上も問題を解くと、当初と比較して問題を解くのが大分楽になり、解答の速度も向上した。

授業が役に立ったというのは勿論のことだが、今回の活動において私の英語能力の向上に最も貢献することになったのは、ルームメイトとの会話であろう。初めに寮での私のルームメイトが韓国人だとフロントマンに紹介された時、これからの4週間を無事に乗り切れるのだろうかと非常に不安になった。戦時中の旧日本軍による植民地政策などについての議論になったら反論のしようがないし、テレビなどを通しての韓国人のイメージというと一部を除いてほぼ全員が熱心な反日家というものだったからだ。しかし、幸いにも私の予想に反し、日本の若者と殆ど変わらない普通の人で、また、そのような会話を振ってくることもなく、世間話から過去の思い出、将来についてなどについて、毎日彼と英語で話すことができた。安い日用品の店や授業についてなど、それ以外の部分でも彼には大変お世話になった。約一ヶ月もの期間を英語のみが共通語で共に生活するという経験が、今回の活動の一番の収穫となったと言えるだろう。

勿論すべてが良いこと尽くめであるはずはなく、渡米前に得た情報とのギャップにより裏切られた思いをすることもあった。情報収集の段階で語学学校のホームページをひたすらに閲覧して回り、費用と期間、そして全体に対し占める日本人の割合を参考にして自分の行く学校を決めたのだったが、費用と期間に関する情報はまだしも、日本人の割合は残念ながら正確ではなかった。10%前後と記載されていた全体における日本人の割合は、実際には40%を超えていて、八月中盤から後半にかけては、50%を超えることもあった。クラスのレベルによっては、日本人のみのクラスもあったようで、それでは何のためにアメリカに来たのか解らない。これはサンフランシスコの他の語学学校全般にも言えることだそうで、最も重要な情報が信用できないというのは、この業界の正すべきところである。しかし、逆に言えばそれだけ日本人がサンフランシスコに来ているのである。学校側が一番の上客である日本人が来なくなるような情報はバラしたくないと思うのも解らなくはない。また、夏という時期も関係している。私のように夏休みを利用して短期留学してくる学生が多かった。長期滞在をしている学生に聞くと、冬や春先には日本人が非常に少なくなるそうなので、行くならその時期をお勧めする。

今回の活動のもうひとつの目的は写真撮影であった。映画などの情報から、以前よりサンフランシスコ独特の坂のある風景を撮ってみたく思っていた。また、サンフランシスコの北に位置する、かつての刑務所、アルカトラズ島での撮影も数年来の夢だった。この目的を果たし、なかなかによい写真も撮れたわけだが、写真について文字で語るのも意味がないので、いずれ学祭などで作品の形で結果を発表するつもりだ。

今回の活動についての感想

一人での海外旅行が初めてということもあり、渡米前に最も不安だったのが、治安だった。どうにも犯罪大国アメリカの印象が強く、銃を持った強盗に襲われた時の対処法を飛行機の中で真剣に考えたりもした。しかし蓋を開けてみれば、さしたるトラブルにも巻き込まれずに帰ってくる事が出来た。普通に考えれば、身長180cmを超えて現地のホームレスと大差ない格好で歩き回る自分と、無防備な観光客とでは、強盗側も後者を選ぶのが人情といったところか。それでも、日本と比較して危険だという状況もあるにはあった。CD屋に入ると、何故か取り押さえられ、地面に這いつくばらされて、“Let me out!!”を連呼していた人もいたし、殆ど黒人しか居ない地区を歩いた時は、周りの人が全員ギャングスターのような格好をしていて、“Nice camera!”と声を掛けられると、思わずカメラを鞄の中にしまった。また、チャイナタウンが近いということもあり、頻繁に爆竹の炸裂する音が聞こえ、そのたびに銃音かと周りを見まわしたりもした。

私は寮に滞在したわけだが、寮にも良い点と良くない点があった。まず寮では、毎日のように呑み会が行われていた。そこで知り合った友人も多く、これも貴重な経験と言えば、そうなるだろう。何かあったらすぐに近所の友人に助けてもらえたし、同年代の友人と知り合える機会も多く、何よりもうるさくて楽しかったので、私には寮という滞在先が合っていた。しかし、食事は不味く、またメニューも変化に乏しかった為、豊かな食生活とは程遠い生活を強いられた。また、私はそうは思わないのだが、人によっては人の住むところではない、というほど建物が汚く、古かった。さらに、一部でドラッグが、特にマリファナが流行しており、頻繁にマリファナを吸う人を見た。ルームメイトにマリファナを勧められ、嫌気が差して寮からホームステイに切り替えた友人もいた。個人的な考えでは、吸うも吸わないも個人の自由であるとは思うが、基本的に非合法である。あくまで私の居た寮特有の現象かもしれないが、これは寮生活の最大のデメリットと言えるだろう。それでも、以上のようなデメリットをを踏まえても、有り余る魅力が寮生活にはあると思う。ホームステイでは体験できないエキサイティングな生活が寮にはあったように感じられた。

今回の短期留学は一言でまとめるならば、非常に楽しかった。寮生活に因るところが大きいが、色んな国の人間と友人になれた。列挙すると、韓国、台湾、マレーシア、ロシア、ドイツ、イタリア。これだけの国の人間と友達になれたということで、もう説明は不用なのではないだろうか。彼らとの会話も、アメリカでの生活も何もかもが新鮮で、本当に行って良かったと思う。是非また行きたいものだ。

将来にどう生かしていくか

私は将来アメリカへ留学する事を計画しているので、今回の活動で得た英語能力の向上とアメリカ式の生活への慣れを生かしていきたい。また、いくつか志望する大学を実際に見てきたので、それも留学先選びに大きく影響する事になった。実際に目の当たりにする事によって、漠然とした将来の計画が現実味を帯びたものになったように思う。

後輩達へのアドバイス

当たり前のことですが、計画はできるだけ早いうちから進めておくのが良いでしょう。私は申し込み用紙提出の1週間程前から情報収集と計画を始めたのですが、情報が穴だらけで面接の時に追加資料の提出を求められ、非常に苦労をしました。何故その活動を行うのか、何故その場所を選んだのか、何故この期間なのかと、面接では全てに対し“Why?”で返されるので、前もって具体的な資料をもとに説明できるようにしておくと良いと思われます。そして、何よりもこの奨学金への申込みをためらわないのが重要だと思います。確かに奨学金を得るまでのプロセスは容易ではないのですが、30万円も奨学金を出してくれて、海外に行けてしまうというのは他にないない制度です。少しでも興味があるのなら、挑戦する価値はあると思います。

その他

私の行ったサンフランシスコの最大の魅力は交通の便の良さと気候の安定性にあります。他の都市とは違い、バス、地下鉄、ケーブルカーと、車が無くても大抵の場所には行けます。免許が無くても困る事の無い街です。また、一年を通して気候が安定し、夏は涼しく、冬も比較的暖かいです。雨も殆ど降りません。生活するのに非常に適した土地だと個人的に思います。

お問い合わせ

法学部

〒192-0393
東京都八王子市東中野742-1


042-674-3111


各学部の入試に関するお問い合わせは入試課

042-674-2121

まで、お問い合わせください。


  • お問い合わせはこちら
  • 受験生ナビ Connect Web
  • 高校生からの法学入門
  • 授業支援システムmanaba
  • C plus
  • 全学メール
  • 教員紹介研究者情報データベース(法学部)
  • 法学部ガイダンス
  • 法学部文献情報センター
  • 法科大学院(法務研究科)
  • 法学研究科
  • 法律家になろう
  • シラバス(講義要項)
  • 学びの回廊
  • 証明書の申請について