経済学部

【第9回 インターナショナル・ウィーク実施報告】 経済学部特別公開授業「食糧を届ける-貧困、災害、紛争の中で-」

2017年11月27日

 本学経済学部では、3年次以上を対象に途上国の開発政策等を学ぶ講義『国際開発論』(担当=経済学部教授 林光洋)が開講されています。同講義で学生たちは、途上国で実施された開発政策の社会・経済発展に対する影響、貧困および格差の実態、要因、解決方法、アジア途上諸国の開発経験等について学習を進めています。
 2017年11月14日(火)には、国際連合世界食糧計画WFP協会で理事を務める忍足  謙朗(おしだり けんろう)氏をゲストスピーカーとして招き、「食糧を届ける-貧困、災害、紛争の中で-」と題した特別公開授業を実施しました。
 忍足 氏は30年以上に渡り国連に勤務し、国連WFP(World Food Programme:世界食糧計画)ではボスニア、コソボ、カンボジア、スーダンなど、紛争や内戦が続く中で人道支援、緊急支援を行ってきました。
 今回の授業では、世界の飢餓の現状や国連WFPの活動内容のほか、2006~2009年までスーダン局長として務めた経験を例に、現地での活動の様子を紹介しました。
 また、この日の講義に備えて、FLP国際協力プログラムおよび経済学部の林光洋ゼミの授業では、国際連合世界食糧計画WFP協会の本村 佳子 氏と西平 久美子 氏を招き、ワークショップおよび講義を行い、飢餓とはいかなる状態かについて事前学習をしました。

 

詳細につきまして、以下のリンク先よりご覧いただけます。