経済学部

経済学部 薮田ゼミ(薮田雅弘教授とゼミ学生)が「第7回環境シンポジウム~立川発!!みんなでつくろう環境ビジネス~」で分析結果や提言の発表を行いました

2017年03月13日

 201736()午後2時より、立川商工会議所主催、立川市共催による「第7回環境シンポジウム~立川発!!みんなでつくろう環境ビジネス~」が立川商工会議所11階第6会議室で開催されました。

 

 当日は、立川商工会議所佐藤浩二会頭の主催者からの開催趣旨のご挨拶に続いて講演が行われました。最初に、立川商工会議所ECOイノベーション推進協議会藤本淳座長から「ECOイノベーション推進協議会の『昨日-今日-明日』との演題で、消費社会の集大成を迎え人口減の自然過程に突入している状況の中で、温室効果ガスの削減目標等は技術だけでは解決できず、受け入れる社会()の状況により効用は変わること、時間軸を揃えて議論する必要があること、そして、キーワードは共有、シェア、協働、コミュニティ、他者との共生であり、環境対策に一緒に取り組み、新たなイノベーションを議論し創生していく場がECOイノベーション推進協議会であり「立川モデル」である、との講演がありました。

 

 続いて、協議会と学生の連携事業研究発表として、「環境的持続可能性からみた立川~未来へ向けて考える~」との演題により、経済学部 薮田ゼミ(薮田雅弘教授とゼミ学生5人)が、①イントロダクション(中央大学経済学部とゼミの役割、環境を経済で考える~分析の基本視点、環境の効率性と持続可能性)、②立川市と環境(地域分析を行う場合の基本視点:立川市を知る、人口とその動態、産業の特徴、環境の現状、ガバナンスと計画)、③立川市の位置:コンパクトシティの観点から(コンパクトシティをどう考えるか、中核市を対象とした分析、効率性と持続可能性)について、紹介と調査・分析結果の発表を行いました。さらに、④これからの持続可能性都市立川の展望(将来を担う世代の視点で考える)として、参加したゼミ学生それぞれが、自身の調査・研究結果を踏まえて、新たな立川モデルについての提言を様々な観点から行い、参加者との間で活発な質疑応答が行われました。