大学紹介

新年のご挨拶 -総長・学長 酒井正三郎-

2016年01月01日

総長・学長 酒井正三郎

 新年明けましておめでとうございます。年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 1885年、本学は「實地應用ノ素ヲ養フ」を建学の精神に掲げ創設されました。

 日本の近代化のためには、経験主義・合理主義に基づくイギリス法の普及こそが必要であるとの認識のもとに若き法律家18人によって創られたのが中央大学の前身である英吉利法律学校です。以来、本学は、広い教養と深い人間性理解にもとづく創造的批判精神によって、実社会で応用できる力を身につけるべく、「実学」教育に取り組んでいます。

 昨2015年に創立130年を迎えた中央大学は、次の140年に向けて、2016年度を起点とする2025年度までの10年間に重点的に取り組むべき課題を中央大学中長期事業計画「CHUO Vision 2025」として策定しました。新学部の創設、キャンパス整備、グローバル化の推進、スポーツ振興が大きな柱です。

 大学、大学院、専門職大学院、高等学校、中学校、研究所を擁する総合大学、総合学園として、これからも時代のニーズに応え、実地応用の精神で多様な学問研究と幅広い実践的な教育に邁進して参る所存です。

 本年が中央大学の将来に向けて大きな一歩になることを願いますとともに、学生、ご父母、卒業生、地域社会など大学に関わるすべての方々のご協力、ご支援、ご参加をお願いいたしまして、新年の挨拶とさせていただきます。

 

2016年元旦

酒井正三郎