広報・広聴活動
中央大学理工学部 教授 田口 善弘が第9回化粧品開発展において
「テンソル分解を用いたマルチオミックスデータ解析法の医学応用」を紹介
2019年01月22日
2019年1月30日(水)10:00~18:00、幕張メッセで開催される国内最大の化粧品総合展「第9回化粧品開発展」アカデミックフォーラムにおいて、本学理工学部物理学科 教授 田口 善弘が「テンソル分解を用いたマルチオミックスデータ解析法の医学応用」と題して、テンソル分解を用いたマルチミックスデータの解析技術を紹介いたします。
マルチオミックスデータは、トランスクリプトームやプロモーターメチル化、ヒストン修飾、プロテオーム、メタボロームなど多岐にわたっています。これらの統合解析は創薬、バイオマーカー探索、疾患原因遺伝子の同定などにおいて重要な要素であるものの確立された方法がないのが現状です。今回のプレゼンテーションではテンソル分解を用いた新しい方法を提案します。
通常、マルチオミックスデータの解析には複雑な機械学習の手法や統計学習の手法が駆使されています。しかし、複数のオミックスデータをどのように統合するかを人間が設計しなくてはならないなど多くの課題が残されています。今回提案を行う手法では、事前知識なしにマルチオミックスデータの統合解析を行うことが可能となります。
つきましては、下記概要にてプレゼンテーションを実施いたしますのでご取材いただけますと幸いです。ご検討の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
プレゼンテーション概要
日 時:2019年1月30日(水)11:45~12:15(ポスター展示10:00~18:00)
会 場:幕張メッセACA-2(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
発表者:田口 善弘(中央大学理工学部物理学科 教授)
テーマ:テンソル分解を用いたマルチオミックスデータ解析法の医学応用
第9回化粧品開発展 開催概要
名 称:第9回化粧品開発展 –COSME Tech 2019-
会 期:2019年1月30日(水)~2月1日(金)10:00~18:00
会 場:幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
主 催:リードエグジビションジャパン株式会社
後 援:カナダ大使館、ギリシャ大使館、米国大使館
発表者プロフィール
中央大学理工学部 教授 田口 善弘
1988年 東京工業大学理工学研究科物理学専攻 理学博士号取得
1988~1997年 同助手
1997~2006年 中央大学理工学部物理学科助教授
2006~現在 同教授
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Email:k-shien@tamajs.chuo-u.ac.jp
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