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FLP松野良一ゼミが制作したドキュメンタリーが「地方の時代」映像祭2018で「奨励賞」受賞

2018年11月22日

 中央大学FLPジャーナリズムプログラム松野良一ゼミの学生が制作したドキュメンタリー『「私は何者であるのか…」―ある台湾人学徒の証言―』が、この度、第38回「地方の時代」映像祭2018(NHK、民放連など主催)において、「奨励賞」を受賞いたしました。本ドキュメンタリー作品は、市民・学生・自治体部門での受賞となりました。

 

受賞作品の内容

『「私は何者であるのか…」―ある台湾人学徒の証言―』

太平洋戦争末期、日本の戦況が悪化し、政府は学徒勤労動員を行いました。その対象は当時、日本の統治下にあった台湾からの留学生も例外ではありませんでした。中央大学に在学していた梁敬宣(りょう けいせん)さん(93)は、台湾人でありながら、日本人として戦争に参加しました。しかし、終戦後、中国人として「戦勝国」の人間という扱いを受けることになります。戦争を機に、日本と台湾の間で生きることになった梁さんは、「自分はいったい何者なのか...」という問いに一生苦しめられることになります。戦争に翻弄された元台湾人学徒の人生を追いました。

 

・受賞作品は、下記のホームページでもご覧いただけます。
「多摩探検隊」ホームページ
 

 

<問い合わせ先>
FLPジャーナリズムプログラム松野良一ゼミ
中央大学総合政策学部 松野良一研究室
 TEL : 042-674-4169 MAIL : matsuno◎fps.chuo-u.ac.jp(◎を@にかえて送信してください。)