広報・広聴活動

中央大学文学部主催「春を呼ぶ浮世絵展 小千谷のひなまつりと絵紙」を開催
―新潟県小千谷のひなまつりを再現―

2018年02月27日

 中央大学文学部は、2018年3月22日(木)~4月5日(木)11:00~17:00、中央大学多摩キャンパスにて、展示「春を呼ぶ浮世絵展 小千谷のひなまつりと絵紙」を開催します。新潟県小千谷には、ひな人形を飾った部屋一面に色とりどりの絵紙(浮世絵)を飾る風習があり、本展示では、江戸時代から伝わる絵紙を小千谷の家々で雛祭りの季節に展示している形を再現します。
 つきましては、開催告知、ご取材をいただければ幸甚です。宜しくお願い申し上げます。

 

 中央大学文学部では課外プログラム「実践的浮世絵学」を開講し、浮世絵に造詣が深い専門的知識を有する学芸員の教育的な指導のもとで、講義と展示(実習活動)を有機的に関係づけたアクティブラーニングを展開しています。本展示は「実践的浮世絵学」の一環で行われるもので、中央大学文学部教授・鈴木俊幸が新潟県小千谷で長く研究調査を行っているご縁で、小千谷絵紙保存会の協力のもと実現することとなりました。

 

展示の様子(2017年)

展示概要

日時:2018年3月22日(木)~4月5日(木)11:00~17:00 ※4月1日(日)は閉室
場所:中央大学多摩キャンパス 3号館3308号室(東京都八王子市東中野742-1)
主催:中央大学文学部
協力:小千谷絵紙保存会
備考:申し込み不要、入場無料

 

「実践的浮世絵学」について

 文学部が提供する課外プログラムで、浮世絵専門の学芸員を講師として、歴史・ジャンル・画工・出版等浮世絵についての全般的な知識、モノとしての展示物の取扱方等を修得するところからはじめて、受講者が決定したテーマ・構成による展示を実現するところまでの実践的演習を行います。

 

【プログラムの概要】


①浮世絵の歴史・ジャンル・画工・出版等についての概説講義
②浮世絵という文化財の扱い方についての解説
③展示テーマの決定と構成案の作成
④展示作品についての調査
⑤展示解説の作成、展示解説パンフレットの製作
⑥その他展示に関わる諸要件(広報を含む)の整備
⑦展示場の設営、展示作業(解説パネル制作、エントランス・会場のディスプレイ)
⑧展示の運営、記録、来場者数等の集計
⑨集計結果や来場者アンケートに基づく総括
※美術館等における浮世絵展示の視察(自主学習)

 2016年度は、「浮世絵 美男美女競(ミス・ミスターコンテスト) あなたはダレ推し?」、2017年度は「浮世めぐり~江戸からはじまる名所道中膝栗毛~」をテーマに学生主体で展覧会を実施しました。

 

<本件に関するお問い合わせ>

 中央大学文学部事務室

  TEL:042-674-3718

 

<取材に関するお問い合わせ>

 中央大学広報室

  TEL:042-674-2050

      Email:kk@tamajs.chuo-u.ac.jp