広報・広聴活動

中央大学の学生が『中央大学OBについて』 ドキュメンタリーを制作

2017年07月03日

――太平洋戦争末期、徴兵猶予制度は廃止され、学生たちは戦地に出陣していきました。中央大学OBの細井巌さん(93)は、1943年12月に繰り上げ卒業して入営。特別操縦見習士官となり、45年6月に沖縄への特攻命令を受けます。しかし、本土決戦のための待機特攻隊員に回され、そのまま終戦を迎えました。彼には2人の友人がいました。1人は、特攻で戦死。もう1人は、玉音放送の翌日に自決。青春を戦争に捧げた3人の若者の生き様を追いました。前編では、友人との別れ、そして、細井さんが特攻命令を受けるまでを描きます。

多摩探検隊とは

 「多摩探検隊」とは、中央大学の学生がケーブルテレビ19局(視聴可能世帯数、約260万)向けに制作する10分間の地域再発見番組。2004年5月から放送を開始し、2017年5月で13周年を迎えました。企画、取材、撮影、編集、パッケージ化の全てを中央大学FLPジャーナリズムプログラム松野良一ゼミの学生が行っています。ポリシーは、東京キー局が扱わない多摩地域に埋もれている話題、人物、物語を掘り起こし、それにまつわる感動を伝えていこうというものです。

<問い合わせ>
中央大学FLPジャーナリズムプログラム松野良一ゼミ
 番組プロデューサー:渡邉 七海(総合政策学部3年)

 中央大学総合政策学部 松野良一研究室
  MAIL:matsuno@fps.chuo-u.ac.jp