広報・広聴活動

中央大学の学生が『被ばく椋の木2世について』 ドキュメンタリーを制作

2017年06月01日

―――2015年11月、東京都狛江市立古民家園に『被ばく椋(むく)の木2世』と呼ばれる1本の椋(むく)の木が、一人の女性によって寄贈されました。この木の親木は、72年前長崎で被爆しましたが、その際一人の少女の命を助けました。その少女こそ、今回寄贈した小林幸子(ゆきこ)さん(79)でした。終戦から65年後、被爆した親木の根元から出た芽は、成長を続け、『被ばく椋の木2世』と呼ばれるようになりました。今回の多摩探検隊は、戦争や原爆を乗り越えた椋の木の物語を追いました。

 

 

多摩探検隊とは

 「多摩探検隊」とは、中央大学の学生がケーブルテレビ19局(視聴可能世帯数、約260万)向けに制作する10分間の地域再発見番組。2004年5月から放送を開始し、2017年5月で13周年を迎えました。企画、取材、撮影、編集、パッケージ化の全てを中央大学FLPジャーナリズムプログラム松野良一ゼミの学生が行っています。ポリシーは、東京キー局が扱わない多摩地域に埋もれている話題、人物、物語を掘り起こし、それにまつわる感動を伝えていこうというものです。

<問い合わせ>
中央大学FLPジャーナリズムプログラム松野良一ゼミ
 番組プロデューサー:西山 周(法学部4年)

 中央大学総合政策学部 松野良一研究室
  MAIL:matsuno@fps.chuo-u.ac.jp