広報・広聴活動

中央大学の学生が肥沼信次医師についてドキュメンタリーを制作

2017年05月01日

ドイツのポーランド国境よりの町・ヴリーツェン。ここに、東京都八王子市出身の日本人医師・肥沼信次の墓があります。

第二次世界大戦後、戦闘により破壊されたヴリーツェンでは、チフスが蔓延していました。そんな中、たった一人の医師として多くのチフス患者の命を救ったのが、肥沼でした。

今なお遠いドイツで慕われ続けている肥沼。当時、肥沼とともに働いた看護師の証言などをもとに、八王子市出身の医師・肥沼信次の物語を追いました。

多摩探検隊とは

 「多摩探検隊」とは、中央大学の学生がケーブルテレビ19局(視聴可能世帯数、約260万)向けに制作する10分間の地域再発見番組。2004年5月から放送を開始し、2017年5月で13周年を迎えました。企画、取材、撮影、編集、パッケージ化の全てを中央大学FLPジャーナリズムプログラム松野良一ゼミの学生が行っています。ポリシーは、東京キー局が扱わない多摩地域に埋もれている話題、人物、物語を掘り起こし、それにまつわる感動を伝えていこうというものです。

<問い合わせ>
中央大学FLPジャーナリズムプログラム松野良一ゼミ
 番組プロデューサー:荒川あずさ(2017年卒)
   中央大学総合政策学部 松野良一研究室
  MAIL:matsuno@fps.chuo-u.ac.jp