広報・広聴活動

中央大学文学部人文社会学科フランス語文学文化専攻がカリキュラムを改定

―「語学文学文化コース」と「美術史美術館コース」ふたつのコースを設置―

2017年04月26日

 中央大学文学部人文社会学科フランス語文学文化専攻は、2017年4月よりカリキュラムを大きく改定しました。学生の関心に合わせてコースを選び、前向きに学べるよう、学ぶ内容、目的、スタイルが明確なふたつのコース「語学文学文化コース」、「美術史美術館コース」を設置しています。

 入試は現行通り、専攻で一括して行います。1年次は共通のカリキュラムで、フランス語の基礎を中心に学び、2年次からコースに分かれます。コース選択の希望は、原則としてそのまま受け入れられ、成績による振り分けや定員はありません。また、相互に他コースの授業を履修することができます。

語学文学文化コース

読むこと、書くこと、聞くこと、話すことを通じてフランス語を身につけ、それをもとにしてフランスの文学と文化を幅広く知ることが目的です。長期・短期の留学を含めて多彩で自由度の高いカリキュラムで自らの関心を広げ、伸ばすスタイルの学修です。

特徴:フランス語を基礎から応用まで学び、しっかり身に付けられます。

   文学、映画、食文化など幅広い領域をカバー。卒業研究のテーマも自由です。

 

養成を目指す人材像:フランス語とフランス文学、フランス文化について深く広い生きた知識を持ち、

          文化的センスと異文化コミュニケーションに長けた人材。

 

期待される進路:通訳、翻訳、語学学校講師、商社、編集者、出版、メディア、書店、航空、旅行、国際交流、

        食品、アパレル、映画、映像、イベント、大学教員、語学学校スタッフなど。

 

「語学文学文化コース」紹介サイト 【サイト開設に伴い、2021年5月追記】
 

美術史美術館コース

美術の見かたと美術館の活動について学び、受け身の「美術鑑賞」を超えて、アートが社会の中で果たす役割について考えます。学修は見学や旅行もまじえつつ、系統的に学んで専門性を身につけるアクティヴなスタイルです。学芸員課程とリンクしたカリキュラムで、資格を手に社会に巣立つことを目指します。

 

特徴:フランスとヨーロッパの美術の歴史を系統立てて学びます。

   美術館見学を織り交ぜて、専門的な観察法を実践的に身につけます。

 

養成を目指す人材像:過去から現代に至るアートの知識と感性を持ち、
          創造活動の社会的意義を認識して積極的に関わることができる人材。

 

期待される進路:ライター、エディター、クリエイター、出版、印刷、広告、メディア、旅行、美術ギャラリー、

        オークショニア、文化財団、公務員、建築、都市開発、ディスプレイデザイン、空間デザイン、

        損害保険(美術品部門)、運輸(美術品部門)、イベント、美術館学芸員、大学教員、

        美術学校スタッフなど。

 

 

<本件に関するお問い合わせ>
  中央大学文学部事務室
   TEL:042-674-3711

<取材に関するお問い合わせ>
 中央大学広報室
   TEL:042-674-2050
   Email:kk@tamajs.chuo-u.ac.jp