中央大学から総務省等へ要望書を提出 ～選挙権の１８歳以上の者への拡大に関連して～

　今般中央大学では、選挙権の１８歳以上の者への拡大にともない、学生、保護者に対して選挙権行使に関する具体的な情報提供を本学公式WEBサイト(下記ご参照)で開始しました。今回一挙に全学年の学生が選挙権を有することとなり、学生に選挙制度に関する情報を適切に伝えることが大学の使命であると考えたからです。
同時に全国から集まる学生（下宿生）のために、不在者投票制度を十全に活用できる環境を整備することが重要であると考えています。そのため、総務省および都選挙管理委員会や関連市選挙管理委員会に対し、不在者投票記載場所を選挙管理委員長所在場所以外にも複数設置すること、また開設期間の適正化（少なくとも７日程度）に関する助言方を要望することといたしました。
　

　また、様々な理由で住民票を下宿先に移していない学生や、選挙人名簿登録の日までに「居住三ヶ月要件」を満たさない学生が、如何にすれば選挙権を行使できるようになるかは、大学共通の問題と認識しております。
　

　中央大学の取組の社会的意義についてご理解いただくと共に、今後も関連省庁、選挙管理委員会等と連携し、これらの取組の充実及び周知啓発について積極的に行ってまいります。

 

＜ポイント＞
・選挙制度について全学生への周知啓発
・保護者に対して選挙権年齢18歳引き下げと住民票移動に関する大学の考え方を説明
・関連機関（総務省、東京都選挙管理委員会等）へ不在者投票制度の充実・改善を要望
・近隣大学に本件に関する協調行動を依頼

 

＜参考＞（中央大学公式WEBサイト）
新着ニュース：学生の皆さんへ　「選挙権の１８歳以上への拡大について」お知らせ
/visitor_student/news/2016/05/43573/
新着ニュース：保護者の皆様へ　選挙権１８歳引き下げと住民票の移動についての大学の姿勢とお願い
/visitor_parent/news/2016/05/43588/
 

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