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「絶望から30年 日本の刑事司法に光は射したか ~逮捕されたら最後、あなたの生活は崩壊する?~」中央大学クレセント・アカデミー 2016年度 開講記念公開講座を開催

2016年03月14日

 2016年4月9日(土)11:00~12:00、中央大学駿河台記念館(東京都千代田区)にて、本学OBである菊地幸夫弁護士を講師に、中央大学クレセント・アカデミー2016年度開講記念公開講座「 絶望から30年 日本の刑事司法に光は射したか ~逮捕されたら最後、あなたの生活は崩壊する?~」を開催いたします。事前申込不要、参加費無料です。

 

<日時>
2016年4月9日(土)11:00~12:00(10:30開場)
<会場>
中央大学 駿河台記念館 281号室
<講師>
菊地 幸夫 弁護士(第二東京弁護士会)番町法律事務所
<内容>
 我が国の刑事訴訟法も人間で言えば既に高齢者。 新憲法のもと出発した刑事訴訟法であったが、1985年には、日本の刑事司法は絶望とまで評されました。「被告人は有罪が確定するまでは無罪と推定される。」これほど法廷に空しく響き渡る法原理は他にないでしょう。そこでその原因を探りましょう。
 次に、弁護士が実際に無罪判決を獲得する為にはこんな苦労をする、というところを知って頂こうと思います。

 そして、刑事訴訟法は、被害者の地位向上、裁判員裁判制度の導入、そして今般の可視化の法制化などの手直しを加えられては来ましたが、これらは絶望から這い上がるに十分であったのでしょうか。刑事裁判実務で苦闘する弁護士が手掛けた実例も交えながら、刑事裁判の今を語ります。

 連日ニュースで取り上げられ、ドラマや小説にも登場する刑事裁判。その実像を少しでも知って頂ければと思います。
<参加費>
無料(事前申し込み不要 ※満席の場合は立ち見となることがあります)

 

 

<本件に関するお問い合わせ>
  中央大学クレセント・アカデミー事務室
    TEL:042-674-2267

 

<取材に関するお問い合わせ>
  中央大学広報室
    TEL:042-674-2050

    FAX:042-674-2959

    E-mail:kk@tamajs.chuo-u.ac.jp
※当日ご取材頂ける場合は、事前に下記「取材申込書」にご記入のうえ、FAX、またはE-mailでご返送ください。