広報・広聴活動

シンポジウム「債権法改正に関する比較法的検討-日独法の視点から」

2013年12月18日

 日本比較法研究所では、独日法律家協会(DJJV)との共催でシンポジウムを開催いたしますので、ぜひ御社媒体にてご取材頂きたく、お願い申し上げます。
 
■日   時 : 2014年2月21日(金)・22日(土) 9時30分開場、10時開始
■場   所 : ドイツ文化会館(東京・赤坂)OAGホール
■主   催 : 独日法律家協会・中央大学日本比較法研究所

【概  要】
 先頃、法制審議会民法(債権法)部会において決定・公表された、民法改正の「中間試案」について、日独の専門家が検討を加えるべく、2日にわたるシンポジウムを開催いたします。各セッションの報告者は、日独いずれについても当該問題に精通した方々です。日本側報告者からは、中間試案に示された改正の必要性と方向性について、精密な分析・検討が行われます。またドイツ側報告者からは、今世紀初めに行われたドイツ債務法現代化の経験を踏まえて、日本の中間試案に対する評価・提言が行われます。
 独日法律家協会(DJJV)は、30年ほど前にドイツにおいて設立された実務家を中心とした組織ですが、わが国でも多くの会員が外国法弁護士などとして活躍しています。多くの実務法曹を輩出する本学としては、今後もこの協会との協力関係を緊密なものとし、日独の法学交流と法曹の相互協力に寄与することをめざしております。
 
【内  容】
日独の専門家による6セッションの報告・コメントと総括
<2月21日(金)>
 セッション1:債権法改正に関する概観
  報告:奥田昌道(前最高裁判事)、ユルゲン・シュミット-レンツ(BGH判事)
  コメンテーター:柏木昇(中央大学) 司会:新井誠(中央大学)
 セッション2:債務不履行法制
  報告:山本豊(京都大学)、ステファン・ローレンツ(ミュンヘン大学)
  コメンテーター:滝沢昌彦(一橋大学) 司会:笠井修(中央大学)
 セッション3:債権譲渡法制
  報告:池田真朗(慶應義塾大学)、モーリッツ・ベルツ(フランクフルト大学)
  コメンテーター:遠藤研一郎(中央大学) 司会:伊藤壽英(中央大学)
<2月22日(土)>
 セッション4:消費者法と債権法改正
  報告:松本恒雄(独立行政法人国民生活センター)
  カール・リーゼンフーバー(ボーフム大学)
  コメンテーター:執行秀幸(中央大学) 司会:山口成樹(中央大学)
 セッション5:人的担保と保証人保護
  報告:山野目章夫(早稲田大学)、マティアス・ハーベルザック(ミュンヘン大学)
  コメンテーター:小林明彦(中央大学) 司会:本田純一(中央大学)
 セッション6:継続的契約の終了
  報告:高田淳(中央大学)、マーク- フィリップ・ヴェラー(フライブルグ大学)
  コメンテーター:升田純(中央大学) 司会:古積健三郎(中央大学)
  総括:コメンテーター:筒井健夫(法務省民事局)、マーク・デルナウア(中央大学)
 総括:新井誠(中央大学)
 
【参  加】
定員150名 入場無料(以下URLから参加を申し込みください)
外国語の発表は同時通訳
詳細は以下リンクをご参照ください。
 
【問いあわせ先】
中央大学 日本比較法研究所事務室
〒192-0393  八王子市東中野742-1  TEL 042-674-3302
FAX 042-674-3301   E-mail : hikakuhou@tamajs.chuo-u.ac.jp
(☆を@に変えてメールを送信してください。)